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 レコードプレーヤーの調整方法
プレーヤー画像 QL-Y33F ◆一般的なレコードプレーヤーの調整方法です。
◆モデルはヤマハのプレーヤーGT-2000です。

トーンアーム各部名称
トーンアーム各部名称です。
用語説明はこちらをご覧ください。
各画像はクリックすると拡大してみることができます。
◆ゼロバランスの調整方法

ゼロバランス調整とは?

トーンアームは通常、天秤ばかりのような原理でカートリッジに一定の針圧をかけるような構造になっています。カートリッジやヘッドシェルなどを交換した場合、それぞれの製品で製品重量が違いますので、トーンアームのバランスが変わってしまいます。そこで『加重針圧0g』の状態を再現して、その状態で加重基準目盛りを『0』に合わせる必要があります。この調整をゼロバランス調整といいます。

ゼロバランスの調整方法-1
まず、全ての調整の前にプレーヤーが水平に設置されていることを確認します。
インサイドフォースキャンセラー(アンチスケート・アンチスケーティング)やラテラルバランス等の調整機構が付いている機種では、それらの調整値を0に設定します。
プレイヤーの機種により形状も場所も違いますがアームベース周りにあります。パイオニアPL-570の例 ビクターQL-Y33Fの例
この機種の場合は、インサイドフォースキャンセラーが重り式なので吊り糸ごと錘を外します。

トーンアームをアームレストから外します。この際、レコード針がターンテーブルなどに接触して破損しないようにご注意ください。

ゼロバランスの調整方法-2
バランスウエイトを回転させて位置をずらし、アームレストから外した状態のトーンアームが水平になるように調整します。
プレイヤーの機種により形状や位置が違いますが通常トーンアーム尾部にあります。パイオニアPL-570の例 ビクターQL-Y33Fの例

※注意!大きくバランスが崩れていた場合、回転調整だけでは間に合わない場合があります。カートリッジやヘッドシェルをお買い求めの際にはそれぞれの自重を確認し現行のカートリッジ、シェルの重量と大きく変わらないものをお選び下さい。プレーヤーやトーンアームの取説、スペック表などがあれば、トーンアームの取り付け可能重量範囲内に収まる機種をお選び下さい。

ゼロバランスの調整方法-3
トーンアームが水平になったか、サイドから見て確認しましょう。
トーンアームがアームレストから外れている状態で、前後のバランスがとれ、カートリッジが宙に浮いている状態を保っているようであればゼロバランスが取れています。

ゼロバランスの調整方法-4
トーンアームにより構造は違いますが、通常は針圧目盛だけが動くようになっていますので、バランスウエイトを動かさないように注意しながら基準線に針圧目盛の0がくるように針圧目盛を回してあわせます。
これでゼロバランスがとれました。
針先をターンテーブルなどに接触して破損しないよう、トーンアームをアームレストに戻しておきます。


◆針圧の調整方法

針圧調整の必要性

レコード針がレコード盤の溝をトレースして音(振動)を拾い上げるためには一定の圧力(普通は重量)をレコード盤にかけなければなりません。これが針圧で、針圧はカートリッジ(針)ごとに適正値が決まっています。決められた針圧より高すぎたり低すぎたりすると、針飛びしたり音が歪んだりして、きちんとレコード再生が出来なかったり、レコード針の寿命を短くしてしまうばかりか、大切なレコード盤を傷つけてしまうことにもなりかねませんので、必ず適正値に調整してください。

針圧の調整方法-1
上記のゼロバランスをきちんととった状態で、バランスウエイトだけを動かし、レコード針が指定している針圧の数値を基準線にあわせます。

カートリッジによっては適正針圧が「○.○g〜○.○g」といった範囲指定になっているものもあります。この場合、範囲内であれば、お好みで良いのですが、一般的に軽めの針圧では軽やかな雰囲気重視の音に、重めの場合にはカチッとしたパンチの効いた音になる傾向のようです。またレコード盤が反っていたりして針飛びしやすい場合には適正範囲いっぱいまで重めの針圧をかけた方が針飛びしにくいですが、針先の寿命という点では当然不利になります。但し、あくまでも調整は適正針圧範囲内で行って下さい。


◆アンチスケートの調整方法

アンチスケートなどその他調整の必要性

トーンアームには針圧以外にも数々の調整機構が付いているものがあります。代表的なものとしてはアンチスケート(インサイドフォースキャンセラー、アンチスケーティングと呼ぶ機種もあります)調整やラテラルバランス調整などといった機構が上げられます。

アンチスケート調整(インサイドフォースキャンセラー、アンチスケーティング)とは?
アンチスケートとは、トーンアームが回転するターンテーブル上のレコード盤をトレースしているとき、仮にレコード盤に溝が無くただの平面だったと仮定すると針先は回転するレコード盤の中心に向かって滑っていきます。これは、回転中心に向かって引っ張る力学的な力がかかるからで、この力を「インサイドフォース」と呼び、この力を打ち消すための装置がアンチスケートと呼ぶ機構です。つまり、レコード盤の外側に向かって逆方向に引っ張る力をトーンアームに働かせる機構で機種やメーカーにより重りを使う方法、磁石の反発力を使う方法などいろいろな方法があります。インサイドフォースは針先の加重に比例して大きくなりますので、針圧に合わせて調整する必要があります。

ラテラルバランス調整とは?
ラテラルバランス調整とは、通常トーンアームは真っ直ぐな棒ではなく、S字にカーブしていたりヘッドシェル部分がくの字に曲がっていたりします。レコード盤に音溝を刻んだカッティングヘッドと同じ角度で接するようにするためですが、曲がっていることによりトーンアームそのものの左右のバランスは崩れてしまいます。つまり、曲がっている方向(レコード盤の内側方向)に傾く力が加わってしまいます。この力を打ち消すための構造がラテラルバランス調整と呼ばれるもので、こちらは主に重りを使ってバランスをとる方式が多いようです。

現在、一般に出回っているプレーヤーでは、アンチスケート機構を備えている機種は多いですが、その他の調整機構を備えている機種はマニア用に一部の高級機に限られるようですので、ここではアンチスケートの調整のみ取り上げます。
なお、これらの調整はきちんと取った方が良いですが、古い機種の場合、調整機構そのものが径時変化で劣化していたり、重りなどを無くしてしまったといった場合には、調整しない(目盛りを0に合わせて力を加えない)ままでも、大きな問題になることはありません。

アンチスケートの調整方法-1
上記のゼロバランスをきちんととり、針圧調整も終えた状態で、インサイドフォースキャンセラー(アンチスケート・アンチスケーティング)の調整をします。
この機種の場合は重り方式ですので目盛は棒状になっています。
棒に刻まれている目盛に吊り糸をかけることで調整するのですが、基本的に針圧と同じ数値のところにかけます。針圧をたとえば『1.6g』など刻みが無い数値に調整した場合などは、内輪で一番近い刻み(1.5gなど)に調整すればいいでしょう。
滑車にきちんと吊り糸がかかっているか確認してください。

アンチスケートの調整方法-2
パイオニアPL-570のようにつまみ型の目盛の場合、内部の機構としては機械式または磁石式を採用している場合が多いですが、この方式の場合には針圧と同じ数値を基準線に合わせるだけでOKです。

アンチスケートの調整方法-2
ビクターQL-Y33Fもつまみ型の目盛ですので、針圧と同じ数値を基準線に合わせるだけです。
この状態でレコード盤の音溝が刻んである範囲の上をトーンアームを手で持って前後に動かしてみて下さい。引っかかるような感じや動きがぎこちない、などと感じた場合には、アンチスケート機構が劣化していることも考えられます。再度調整値を0にして同じように動かしてスムーズなようなら、アンチスケートは切ってお使いになることをお勧めします。(フルオート機などの一部の機種では、トーンアームを手で移動させることが出来ない機種もありますのでご注意下さい。)

アンチスケートの調整方法-3
テクニクスSL-D31もつまみ型の目盛ですので、針圧の数値を基準線に合わせるだけでOKです。
なお、テクニクスSL-D31の場合、カートリッジがT4Pプラグインタイプを採用しているので、ゼロバランス調整機構がついていません。T4Pプラグインタイプでもカートリッジにより自重は若干違いますので、注意が必要です。


◆トーンアームの高さ調整の方法

トーンアームの高さ調整

すべての機種についているものではありませんが、高さ調整ができる機種があります。MC型などの高級機種では、良い音質を求めるためコイルやマグネットをはじめ、少しでも発電系の質量を小さくしようとカンチレバーも細く、短くする傾向があり、そういったカートリッジですと、レコード盤に載せた時、盤面とカートリッジ底面との隙間がごく僅かしか開いていません。そうするとカートリッジ自体が盤面に水平に載っていないとレコード盤のちょっとした反りなどでもカートリッジ底面がレコード盤に接触してしまいます。そういったことを避けるためにも高さ調整が付いている機種ではカートリッジごとに調整しましょう。

トーンアームの高さ調整-1
トーンアームを固定しているつまみネジを緩めます。(レバーを左右に回して調整するタイプや、六角レンチやドライバーを使ってナットやネジを緩めるタイプなど、機種により形状や方法は違いますので、プレーヤーの説明書で確認しください。)

トーンアームの高さ調整-2
アーム固定部を上下に動かして調節します。

トーンアームの高さ調整-2
いったん針を盤面に置いてみます。

トーンアームの高さ調整-2
真横からみてトーンアームの角度を確認します。トーンアームと盤面が水平になるまで何度か上記の手順を繰り返し、水平がとれたら、その位置でネジを締めて固定します。

◆◆レコード針・カートリッジ交換/プレーヤー調整目次◆◆

 各部名称・用語説明

 レコード針の交換方法
 ■一般的なレコード針の交換方法
 ■特殊なレコード針の交換方法 その1
 ■特殊なレコード針の交換方法 その2
 ■特殊なレコード針の交換方法 その3
 ■東芝/N-301Cのレコード針交換方法
 ■コロムビア/SJN-68のレコード針交換方法
 ■コロムビア/DSN-45のレコード針交換方法
 ■ナショナル/EPS-41STSDのレコード針交換方法

 カートリッジの交換方法
 ■一般的なカートリッジの交換方法
 ■T4Pプラグインタイプのカートリッジ交換方法(モデル/テクニクスSL-D31)
 ■専用シェルタイププレーヤーのカートリッジ交換方法(モデル/ビクターQL-Y33F)
 ■専用シェルタイププレーヤーのカートリッジ交換方法(モデル/パイオニアPL-570)

 プレーヤーの調整方法
 ■プレーヤーの調整方法1 ゼロバランスの調整をする
 ■プレーヤーの調整方法2 針圧の調整をする
 ■プレーヤーの調整方法3 アンチスケート等その他の調整をする



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